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2024.06.17
竹中大工道具館
7月に40周年を迎える竹中大工道具館に行きました。
目的はデザイナー原研哉氏の記念講演会。
原氏の代表的なプロジェクトは無印良品。岡山出身の方で、岡山県立美術館のロゴや、瀬戸内芸術祭のポスターなど、身近なところに原氏によるデザインが溢れています。
講演会タイトルは 「いかに知らなかったかに目覚めていく―未来資源としての日本」
世界でグローバル化が進む時代、日本人が如何に「日本」を表現できるか、日本で世界をどのようにもてなせるか(HP引用)という内容です。
日本の良さ、日本らしさとは。
その価値を知っているか、表現できるか。
原氏のレンズを通して気付く日本の美しさや価値観。
自分なりの解釈ですが、心に留まったキーワードを仕事や生活に活かしたいです。
会場となった竹中大工道具館は新神戸に移転して10周年だそうです。
大工道具や技術の変遷をとても分かりやすく展示してあり、どなたでも楽しめます。
未来に伝承すべき日本の素晴らしい技術。
数えきれないほどの道具の展示や、茶室・組物模型・復元図の実寸大展示も圧巻ですが、継手や木組みを分解し組み直す体験展示や、道具の使い方や工法を動画で学ぶことが出来たりと、体験型なので見飽きることはありません。
お子さま、お孫さま向けイベントもあるので、夏休みの小旅行にいかがでしょうか。
今まで新神戸駅を利用する時はすぐ地下鉄やタクシーを利用していました。
駅を出て歩くことがなかったので、今更ながら裏手に山が広がることを知りました。
新幹線高架下なのに…山から吹き下ろす風が心地よく川辺で涼む人も。
緑豊かで気持ちよい駅だったんですね。
改札を出るとトレイルステーションなるものが。
新幹線を降りてすぐに山登りが出来るなんて知らなかったので、興味を引かれました。
帰宅後さっそく調べてみると、「神戸登山プロジェクト」という神戸市公式のプロジェクトのようです。
神戸市公式noteの記事に詳しく紹介がされています。
街からも近く、自然が楽しめるなんていいですね。
また行ってみようと思います。