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2024.07.06
北斎と広重展
岡山県立美術館で明日7/7(日)まで開催している北斎と広重展。
葛飾北斎の富嶽三十六景 計46点全てが展示されるのは6月限定とのことで、先週末滑り込みで見てきました。
200点を超える圧巻の展示数に、7月から刷新された新札に採用されている話題性からか、すごい来場者でした。
普段は興味のある展示でも比較的さっと見終えるタイプですが、あまりの人の多さで前に進めない…
列に並び1点ずつじっくりと鑑賞しました。
建築の仕事が描かれた図が数点あったのでご紹介します。
屋根瓦の修理の様子。
急勾配の屋根で上から何を投げているのでしょう。
材木店の様子。
当時が河川水運であったことが良く分かります。
製材の様子。
先日訪れた竹中大工道具館で見た大鋸を使って角材を挽いています。
お城の外壁を補修する左官職人の様子。
数十年前の過去資料を見ると、丸太足場で作業している写真がありますが、今では見なくなりました。
風景画の浮世絵師として人気だった北斎と広重。
同じような構図で描かれたものがあったりと、二人の作品を見比べ、楽しみました。